Baseus 磁気パワーバンクのレビュー: キックスタンドと大容量がサイズを補う

Baseus 磁気パワーバンク

iPhone 用の磁気バッテリーパックは 10 セントほどですが、便利なキックスタンド、LED ディスプレイ、大容量により、Baseus 磁気パワーバンクは際立っています。

私たちが Apple の MagSafe バッテリーパックのファンであることは秘密ではありません。そのため、適切な代替品を見つけるのがさらに難しくなります。ただし、Baseus には、それほど大きくないバッテリーで望ましい機能を提供する優れた製品があります。

サイズ、重量、充電可能性、独自の機能セットなど、いくつかの指標を使用して、MagSafe バッテリーパックを検討する価値があるかどうかを判断します。たとえば、Apple のバッテリーパックは中央で接合されており、ミニマルなデザインでそのサイズに十分な容量を提供します。

Baseus 磁気パワーバンクは、20W PD USB-C ポートを備えた 10,000mAh の容量を備えています。ベースに隠された小さなキックスタンドとLEDディスプレイが付いています。

指紋や皮脂がつきやすいプラスチックやゴム素材でできていますが、拭き取るのは簡単です。磁石は底部から突き出ており、縁がわずかに盛り上がっており、表面は滑りにくくなっています。

このバッテリーパックは技術的には「MagSafe」ではありませんが、接続すると MagSafe 充電アニメーションが表示されます。ワイヤレス充電モードを使用すると、iPhone を 7.5W で充電します。

iPhone はバッテリーパックを標準のワイヤレス充電器として認識するため、OS 内ではバッテリーレベル情報を利用できません。代わりに、バッテリーの背面にあるディスプレイに充電インジケーターとバッテリーレベルが表示されます。

電源に接続すると、USB-C 経由で最大 18 W でバッテリーに電力が供給されます。充電用の USB-C to USB-C ケーブルが箱に付属しています。

USB-C ポートは、Power Delivery を使用して接続されたデバイスを最大 20W まで充電することもできます。これはバッテリーの 10,000mAh 容量をより速く活用する方法ですが、ケーブルが必要です。

ワイヤレス充電パッドとUSBポートを同時に使用して充電することも可能です。 iPhone を充電パッドに置いた状態でケーブル経由で AirPods Pro を充電することで、これをテストしました。これにより、1 台のデバイスを単独で使用するよりも多くの電流が流れ、余分な熱が発生するため、化学的にバッテリーの消耗が早くなります。そのため、一度に 1 台のデバイスのみを充電することをお勧めします。

Baseusによると、このバッテリーパックはiPhone 14 Pro Maxを約1.8回充電できるという。これは、Apple の MagSafe バッテリーパックが提供する 40% のバッテリーと比較されます。

この大容量と充電回数はバッテリーパックのサイズによるものです。サイズは大きすぎませんが、扱いにくいというレベルをわずかに下回っています。

サイズは長さ4.6インチ、幅2.7インチ、厚さ0.8インチです。 Appleのものは長さ3.75インチ、幅2.5インチ、厚さ0.43インチです。

磁石はバッテリーパックの上部に配置されているため、どの iPhone モデルでもバッテリーパックがカメラの突起から快適な距離に配置されます。ただし、これは、縦向きで使用すると iPhone の下に余分な垂れ下がりが生じることを意味します。

バッテリーパックも重いです。重さは9.6オンスで、iPhone 14 Pro Maxの7.27オンスよりも重いです。比較のために、Apple のバッテリーパックの重量は 4.06 オンスです。

iPhone 14 Pro Max ユーザーにとって、Baseus Magnetic Power Bank はぴったりフィットします。 iPhone の幅がわずかに広いため、バッテリーパックを手のひらに乗せた状態で iPhone を快適に握ることができます。ただし、手に持つと2倍以上の重さになります。

このバッテリーパックに取り付けた状態で電話を使用することはほとんどないので、サイズと重量はそれほど問題ではありません。充電時にバッテリーパックをテーブルに置くことを中心とした機能があり、そのサイズと重量を考慮すると当然のことです。

これは、Baseus Magnetic Power Bank が Apple の MagSafe バッテリーパックとは異なる使用例に分類されることを意味します。私たちは、iPhone を使用するときや持ち運ぶときでも、Apple のパックを装着したままにする傾向がありますが、テーブルでアイドリングしているときは Baseus パックを使用します。

これはバッテリーパック自体を批判するものではありません。サイズが大きくなるのは機能セットと容量に起因するため、少し異なるユースケースに役立つことが予想されます。